普段使用する際の洗い方
毎日使用する際は、いつものようにスポンジで食器を洗うのと同じやり方で洗ってください。 洗った後は十分にすすぎ、水分がよく切れるように自然乾燥で乾かしてください。
虫干し
漆器は、虫干しが必要です。大切に仕舞いこむと湿気が一年に一度やってきて、包んだ布や紙を湿らせ漆器にカビが付きやすくなります。カビが生えて洗っても取れない場合は、食用油を含ませた柔らかい布で丁寧に拭き取ってください。
使わず置いておいた漆器について
漆器は使わなくても、年に二回ぐらいは出して洗ってください。 洗うときも拭くときも柔らかい布でお手入れしてください。
ご飯を入れる際の注意点
わっぱに炊きたてのご飯を入れるときは、漆が焼けて変色する場合がありますので、少し冷ましてからお入れください。漆の匂いが気になる場合は、米櫃の中に入れるか脱臭剤を入れた箱に入れる、または備長炭を入れることをお勧めします。
『尾鷲わっぱ』を購入していただいたお客様にはもちろんのこと、お持ちの漆器(神楽、山車、仏壇)などあらゆる塗り物の修繕もさせていただきます。
※ぬし熊4代目一人で作業を行っているため、お時間をいただきますがご了承ください。
修繕の期間や、その他ご質問などお気軽にご相談ください。